
古都京都から
高知の片田舎へ
今回は京都から中途入社したスタッフである井内の移住者の暮らしを紹介します。
今回は京都から中途入社した井内の
移住者の暮らしを紹介します。

井内さん本日はよろしくお願いします。



お願いします。今日はどんなお題?



今回は京都からの移住や転職の理由に焦点を当てたいと思っています。



了解です。



京都では何をされていたんですか?



京都の4年制大学を卒業して、そのあとは京都府内の市役所に勤めていました。まぁ、地方公務員というやつですね。
公務員から民間の農業法人へ


大学を卒業し公務員となったにも関わらず、なぜ田舎での農業を選んだのか。井内が目指すより良い生活や仕事とはどういうものであるのか。



何回も聞かれたと思うんですけど、どうして移住・転職したんですか?



体力が一番ある20代の内に様々な仕事を知りたくて転職活動を始めました。一次産業に興味があり、農林水産業で探したところ、おおぐし農園を見つけました。



市役所ではどんな仕事をしてたんですか?



教育委員会に出向して教育施設の運営をしたり、文化財の保護に携わりました。他にも観光資源の広報などにも携わりました。



結構お堅い仕事ですね。農業とは無縁な気がします。



だからこそ興味を抱いたのだと思います。


現場での2つの仕事


一年目は現場での基本業務である草刈りや剪定をこなした。またその傍で会社の課題であった求人や商品の情報発信のためにSNSの活用も担当している。



井内さんは現場というより、カタログの作成やSNSの更新などの広報業務がメインですよね。



そうですね。前職での経験もある分野です。



撮影した写真や動画はどのように編集されてるんですか?



基本的にはスマホで完結しますが、カタログ作成とかは事務所内でPCを使って編集・デザインをしています。



ホームページの制作もされていますが、完成形をイメージして必要なデータを集めるっていう感じなんですか?



もちろんそうですが、その完成形イメージは自分が気に入ったコンテンツをかなり踏襲しています。パクれる部分は積極的にパクりつつ、自分なりにアレンジをしています。
移住先での実際の暮らし


移住によって始まった新しい暮らし。メディア上ではしばしば移住者と先住者の間でのトラブルなどが社会問題として取り上げられ、ネットでも様々な情報が錯綜する中、実際のところはどうなのか。



住まいは宿毛市のようですが、田舎暮らしは初めてですよね?



そうです。山中の築100年を越えた古民家に住んでいます。



もうこっちの生活にはすっかり慣れましたか?



そうですね。家賃補助や休みもしっかりあるので、すぐに生活が軌道に乗りました。



都会との違いは色々あると思いますが、生活は快適ですか?



じつはめちゃくちゃ快適です。一軒家で広いし、お隣さんも良い人だし、荷物も早く届きます。最寄りのスーパーも車で10分ほどのところにあるので買い物もラクチンですよ。



田舎ならではだと思いますが、お隣さんから野菜とかをもらうこともあるんですか?



ありがたいことによくあります。野菜・猪肉・鮎など、どれも美味しいものばかりです。こちらもみかんでお返しをしています。


趣味と仕事の両立が田舎暮らしでは特に大切!?


宿毛市は高知市からでも車で2時間以上かかる僻地。登山や釣り、キャンプにサーフィンといったレジャーが身近にあり、休日は外で身体を動かす人々も多い。井内の場合は・・・。



おおぐし農園は週に2日の休みがありますが、井内さんはどんな風にお過ごしですか?



新しいものだと「釣り」とか「サーフィン」です。でも元々の趣味である写真撮影や登山をすることも多いですね。



ああ〜。確かにカメラいっぱい持ってますよね。



3つかな。ミラーレス一眼とアクションカメラとドローン。登山とも相性が良いので。



登山もいいですね。この辺だったら篠山ですか?



篠山です。1,000m越えなので、結構しっかりした登山もできますし、途中まで車で上がってお手軽に楽しむこともできます。
おすすめスポットが実は・・・


移住から年月が経ち生活にもかなり慣れたいま。すでに色々なところに出かけて高知の自然を楽しんできた。その中でもオスススメの景色があるという。



結構色んなところに行かれたと思いますが、特におすすめの場所ってありますか?



四万十川の沈下橋とかも好きですけど、じつは夜の「家の前」。



確かに井内家の前って夜になるとめっちゃ星見えますよね。



周囲全てが星空撮影スポットです。次の日が仕事なのにも関わらず、寝るのを忘れて撮影をしたこともあります(笑)



それは普通に良くない(笑)
とにかく挑戦!それが全ての出発点!


公務員から農業法人へ。都会から田舎へ。好奇心から趣味へ。なんでもとにかくやってみることが大切という井内に今後の展望を聞いてみた



これからやってみたいことはありますか?



とりあえず高知駅から中村駅まで歩いてみたいですね。



あ、こないだ僕が言ってたやつ?(まじにしてたんや・・・)



あとは期待されている役割をしっかりと演じたいと思っています。



あ、急に真面目(笑)!



根は真面目なやつです・・・・多分(笑)



共に頑張っていきましょう!
まとめ
と、いうわけで今回は2022年入社の井内さんの移住者の暮らしを紹介しました。
都会から田舎へ、公務員から農業法人へ。大きなライフスタイルの変化を経たいまだからこそできることを自分の武器として、仕事や遊びに取り組む様子が取材を通して垣間見えました。
特に印象的だったのは、まずはやってみることから始まるという意識を強く持っている点です。
移住、転職と初めて尽くしの中でも、やるべきこと・できることに取り組む姿勢は、ある種の生きる力みたいなものを感じました。今後の挑戦にも期待ですね!











